ヒートポンプは?
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冬場のハウス暖房コストは、農業者にとって、大きな課題です。
つけたり、切ったり、相場を見て休んだりするとこともあります。
・暖房設備では、一時農水省が推奨していたヒートポンプがあります。
エアコンの大型のようなものです。
効果はあるのですが、初期コストが高く、故障も多いことでおもったほど、普及が進まず、メーカーの撤退があいついでいます。
・重油などの燃料を燃やすボイラータイプの利用が多いのですが、燃料費が高いのがネックです。
●こうした中、最近出てきているのが,地熱部分を主に温めるタイプのものが、効果を上げてきています。熱伝導率のよい素材を開発し、畝部分まで上げて培地を温めるタイプのものや、土耕栽培での培地を温湯などで、循環させるタイプなどがあります。
●実証栽培では、植物は根を適温で維持すると、地上部分は熱くても、寒くても活動することがわかっています。ハウス全体を温めるシステムに比べ、使う熱量が限られることで、ランニングコストも低がんできています。
大手では、三浦工業さん、あるいは地方の地場の会社が開発しています。
これから、CO2排出問題、重油価格の懸念にある、伸びてくるのではと思います。