CAコンテナ
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近年、海外の日本食ブームなどで国内農水産品の需要が増加し、農林水産省を中心にこうした輸出を積極的に進めていますが、鮮度を保つため輸送時間の短い航空機が主に利用されてきました。
リーファーコンテナという冷蔵・冷凍コンテナを使った海上輸送も一つの方法で、航空輸送と比べて安価となりますが、鮮度を保つことが難しいことから、これまではこうした生鮮食品輸送に向かないとされていました。
しかし、この鮮度を保つため登場したのがCAコンテナです。
CAとは
C:Controlled 制御
A: Atmosphere 大気
大気制御のコンテナということなります。
3週間程度の貯蔵が可能になります。
日本産の農産物は、安全面で信用があるうえ、温暖で気候の変動の少ない環境では、美味しい野菜・果実が生産できませんので、人気があります。
日本の朝晩の寒暖の差、変動しやすい気候で栽培されている農産物は、甘み・美味しさがのります。
熱帯のフルーツは別にして、いちご、メロン、大根、ほうれん草、小松菜、トマトなどが求められています。
当方も、いちごアマオウの海外輸出を計画しておりますが、輸送費と鮮度をどうるすかで、リーファーコンテナ、冷凍輸送などを検討しております。caコンテナも選択肢となりそうです。
