AI潅水施肥ロボット
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下図(上)は、以前掲載した 福岡のいちご「あまおう」の栽培で開発された低コストの太陽熱ヒーターをつかった自動潅水システムです。冬場の加温のほか、熱くなった季節は加冷もできる 自動潅水システムです。これも福岡県の補助事業として、いくつか採用されています。特に冬場にボイラーを焚かずに加温できることで、北海道・東北などで、冬場の施設栽培の導入希望が出てきているものです。
令和元年9月に取得した特許商品です。
下図は、10/25 福岡市のプレスリリースです。
株式会社ルートレック・ネットワークスの開発するAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」は、福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)が実施する「福岡市実証実験フルサポート事業」のアグリテック部門にて、採択をされた。
【概要】
AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」は、AIを活用し農作物の成長に必要な最適な水分量を算出し、水やり、肥料やり作業を自動化するスマート農業システムです。
「あまおう」は福岡県を代表するイチゴの品種ですが、ITを活用した自動化ツールの導入が進んでおらず栽培に多大な労力がかかっていること、またノウハウが蓄積しづらいという課題がありました。
今回福岡市のイチゴ生産者の若手部会(SDC/ストロベリーディスカッションクラブ)の一部にて、ゼロアグリを活用いただくことで省力化を実現し、若手生産者の新しいチャレンジを支援してまいります。
また、部会内でのデータ共有等により、栽培のノウハウを高め、「あまおう」の栽培技術伝承にも繋げていただきます。