ホワイトアスパラガス
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ホワイトアスパラガスは、グリーアスパラより柔らかく食べやすいことで人気があります。
栽培方法は、完全遮光栽培で、光を完全に遮断しないといけません。光入るとアントシアニンが着色し、色がにごります。
このため、光の遮断は、特に大事です。
小さな遮光ハウスで収穫作業を行うことで、朝、夕の作業が中心となります。
収穫期間は、普通栽培で4月~6月です。
これを、加温・加冷潅水装置で、温度管理をすれば、周年栽培できるようになります。但し、親株(根)を育てるため一定期間、休ませ、根を成長させることが必要となります。
アスパラガスは、多年生植物なので、数年間栽培できます。
価格もグリーアスパラの1.5~2倍近くしますので、3ヶ月栽培から周年栽培が可能になれば、施設栽培としては、高収益を得ることが可能となります。
加温と加冷が低コストで管理できる潅水システムがあれば、可能です。
ヒートポンプが一番先に思い浮かびますが、導入コストが高いことと、ハウス全体を温冷することで、無駄がでます。
潅水システム、それも自動管理できるものが、候補となります。
これにマッチするのが、以前紹介しました 太陽熱利用温水自動管理システムSHAM3(ソーラーヒート・アクティベーション)です。低コストで、培地を温冷管理できます。
太陽熱で加温でき、逆に加冷は熱交換で可能になります。