廃菌床とクワガタ
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椎茸やキクラゲの廃菌床は、クワガタなどの寝床に最適です。
クワガタや、カブトムシ、セミなどの幼虫は、体内に菌類などの微生物を宿し、少ない栄養を菌類に発酵・合成してもらい、育ちます。きのこの菌糸体などは大好物です。
菌糸体とは、キノコの根っこの部分です。私達が食べている部分は子実体です。
菌糸体は、木材の内側・外側に根を張る用にはびこり、木材の栄養を取ります。
充分に回ると、いろいろな刺激で、菌糸体がでてきます。
廃菌床を、ためておくと、クワガタがよってきて、卵を産み付けます。
一方、カブトムシは、広葉樹の腐葉土などが大好きですが、牛発酵堆肥などにも卵を産み付け、育ちます。
椎茸、キクラゲ、平茸、などのチップ菌床は、畑に撒けば、土壌改良材になり土がふかふかになります。一部を固めておいておくと、クワガタがよってきます。
キノコ栽培者が、クワガタやカブトムシの飼育業者になったところもあります。
廃菌床
木材チップ
木材と牛堆肥