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あぶない農業と儲かる農業

地熱ヒートポンプ農業

2019/06/26
営農発電 0
6/26
太陽光発電のFIT制度は、実施上本年で終了予定ですが、他の再生エネルギーは、農業などいろいろ利用の用途が広がっています。キーワードは、CO2削減です。
地熱が安定している地面の浅い地区の 熱を交換し、農業用のヒートポンプ(農業用エアコン)を利用する取り組みです。
(本日の日経新聞より)
再生可能エネルギーの一つ、地中熱の利用促進に向けた取り組みが佐賀県で始まっている。佐賀平野は掘削がしやすいことなどから地中熱活用に向いているとされ、佐賀県は適性の度合いを可視化した「ポテンシャルマップ」を作成、ホームページで公開した。企業がシステム設計やコストを試算する際に必要な情報を提供することで、地中熱の利用を促す考えだ。
 地中熱は地中の浅い所に存在する低温の熱エネルギーで、火山周辺を熱源とする高温の「地熱」とは区別して使われる。大気の温度が昼夜や季節で大きく変動するのに対し、地下10~200メートルではセ氏15度前後でほぼ一定しているため、夏は外気温より低く、冬は外気温より高い。その特性を生かして夏は冷房、冬は暖房に利用する。
 工事はボアホールと呼ばれる直径10センチメートルほどの穴を掘ってチューブ状の熱交換器を埋め、その中を循環する不凍液を入れる。地上に設置したヒートポンプを利用して夏は地中に放熱し、冬は地中から採熱。「エアコン」よりも効率的に室内温度を調整できる。
 佐賀県は昨年「再生可能エネルギー等先進県実現化構想」を策定し、風力発電などとともに地中熱の活用を盛り込んだ。地中熱の活用は、融雪に利用する北日本が先行。西日本は導入が進んでいないが、平地が広がる佐賀平野は掘削しやすく、井戸水も得やすい点で向いているという。
 そこで佐野平野を調査し、「この辺りは何メートル掘れば利用可能」といったデータを集めて、相対的な状況を地図上に表示した。「地中熱ポテンシャル」とは地中における熱交換効率のことで、地盤の構造や地下水の流れによって異なる。山に近い北部の方が、海に近い南部に比べ効率的に熱エネルギーを得やすい一方、軟弱地盤が多い南部は掘削コストがより抑えられる。用途に応じて一般的な戸建て住宅、医療福祉施設、屋内運動施設、農業用ビニールハウスの4タイプのマップを作成し企業への説明会を行った。県の新エネルギー産業課は「佐賀平野の北部は特にポテンシャルが高い。他地域のマップと比較すると、ほぼ全域に高いポテンシャルがある」と話す。
 必要な熱交換器の本数などが分かるため、有明未利用熱利用促進研究会理事の原田烈氏は「調査費用がかなり軽減される。一般的な一戸建てで設置費が100万円ほど安くなり、200万~300万円ほどで導入できるようになった。コストが最大の課題なのでマップは有り難い」と話す。他にも様々な条件に応じて、国の補助金を利用できるという。
 地中熱は電気量や二酸化炭素(CO2)の抑制、エネルギーの地産地消につながる。佐賀県は総合運動公園に建設中のアリーナ施設などに導入を検討、神埼市は2020年度完成予定の新市庁舎に導入する。一層のコスト低減と新エネルギーへの理解が進むかが、普及のカギとなりそうだ。
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地熱の農業利用のマップ
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地熱利用のイメージ

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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