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あぶない農業と儲かる農業

東北最大規模イチゴ

2019/05/29
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5/29
毎月、お伺いしている宮城県
宮城県の最南端の山元町さんです。
株式会社GRA
40才の若手の社長
資本金 4億円
事業内容 農産物の生産販売および輸出、加工商品開発販売および輸出、農業技術の研究開発、産地ブランド開発、新規農業者の就農支援事業、海外生産展開
(5月15日の日経新聞 東北版より)
農業生産法人のGRA(宮城県山元町)は2019年度、自社で培った技術を通してイチゴを栽培する生産パートナーを拡大し、太陽グリーンエナジー(埼玉県嵐山町)など法人・個人6者を迎え入れた。同社のイチゴの総栽培面積は計5万平方メートルと、イチゴ農家としては東北で最大規模になる。全国各地へ栽培ノウハウを広げ、雇用拡大などの取り組みを進める。
 GRAは14年から新規就農支援事業として各地でイチゴの栽培方法を伝えている。現在、新パートナーに加えて、愛知県や神奈川県など4県で法人・個人計8者がイチゴを栽培している。
 新パートナーは昨秋から栽培を始め、18年12月から出荷している。イチゴの旬は11~6月で、現在は出荷を続けるとともに、来シーズンに向けた苗の準備などに取り組んでいる。
 パートナーはGRAが提供するIT(情報技術)の活用を通してイチゴを栽培している。温度や湿度、日照などを考慮し、ハウス内のイチゴが育ちやすい環境を統合制御する。例えば、温度が上がれば水をやってハウスの窓を開けるなど、連続した作業も自動でこなすことができる。
 イチゴ栽培はコストの半分程度を人件費が占める。規模を大きくすれば採算が取りづらいが、自動化を通して農家の所得向上につなげる。生産パートナーが栽培したイチゴはGRAが買い取って百貨店などに卸すため、パートナーは新たに流通ルートを開拓する手間も省け、栽培に専念することができる
 東北のイチゴ栽培は2000~3000平方メートルの規模で展開する家族経営が多い。GRAの栽培面積は自社とパートナー合わせて前期比61%増の5万平方メートルになった。イチゴの収穫量は1000平方メートルあたり年約5トンが目安となるため、今期は約250トンとなる見通しだ。
 同社は東日本大震災により甚大な被害を受けた山元町のイチゴ栽培の活性化を通して雇用創出を目指している。11年に創業し従業員数はパートを含めて約90人。18年9月期の売上高は約3億6千万円で19年9月期は5~6億円を見込んでいる。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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