有機JAS認定書
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有機JASの認定は、取るのも大変ですが、継続・更新も細かい工程管理が必要です。
下図は、知り合いの有機JAS菌床のキノコやさんの認定書です。
キノコの有機JASをとると、チップの農薬、滅菌から無農薬でないといけません。
実は、ここが一番たいへんです。
木材チップの殺菌工程は、大手さんはほぼ同じです。一般的な処理では有機JASはとれません。
取るためには、ここから改善、設備投資、機材の開発が必要になります。
(滅菌するのに、化学資材を使わないやり方をいないといけません)
・菌床製造は各工程ごと、記録し、トレサビリティーが可能な状態にしておかなくてはいけません。
・また、売り先、卸先の業者にも注意する必要があります。
卸先から、なにか問題があって、生産者・製造者に来た場合にも、対応する必要があります。
有機JASの農産物は、価値があがりますので、価格を高く設定できます。
もし、売り場にて、他の農産物と混在していた場合、「売り場」から仕入先、仕入元=生産者の調査が入ります。
・取ること以上に、管理が大変です。