6次産業



明日、九州の大きな商工会議所のトップの方に、農業の6次産業化のお話で、お伺いします。
前回、ご挨拶、今回プレゼンです。
畜産・養鶏の廃材を再活用できないかが宿題でした。それに加え、本日の日経新聞・中国地方版にあった「陸上養殖」+「財団の支援+融資」のご案内ができればと思っています。
農業への融資は、農業、漁業および6次産業化を併せて、銀行、民間企業、財団が積極的に行っています。
話は元に戻って、畜産・養鶏の廃材
<畜産>
畜糞ですね。これは、貴重な有機肥料となります。微生物による腐敗・醗酵・2次醗酵で、いけます。すでに、いろいろ活用されています。依頼者の地域では、それでも余るようです。バイオ・エネルギーに還えるには、コストがかかりますが、ご提案できます。
<養鶏>
もう一つが、重要、養鶏です。
日本では、毎年20万トンの卵殻が発生しています。その再活用は、わずかに1%にとどまっており、残りは償却処分されます。卵殻は、フザリウム菌が繁殖しやすく、すると異臭が発生します。これを塩素消毒すれば、おさまりますが、資材としては、もう活用できません。
焼却処分では、ダイオキシンが発生につながります。(卵は発生率がかなり高いのです)
卵殻は、化粧品、シューズ、ラインパウダー、調味料など、活用の幅は広いのですが、コストが掛かり過ぎます。
これを、解決するのが農業です。
卵殻を、一晩食酢につけておくと、皮だけ溶けてなくなります。カルシウムが水溶化するのです。これがキレート化されると、植物が吸収しやすいカルシウム肥料となります。
ただし、鳥が食べている飼料を調査する必要があります。化学成分を含んでいると良くないので、その処理をする必要があります。
製造、流通を含め、ご提案できればと思います。


