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あぶない農業と儲かる農業

エゴマ

2019/04/08
野菜 0
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4/5の日経新聞 東北地方版より
宮城県色麻町は、シソ科の植物であるエゴマの栽培拡大に力を入れている。健康志向が高まり、エゴマの実から作った油などが女性を中心に人気。だが、農家の高齢化などで生産や流通体制が整わず需要をカバーしきれてなかった。町では新設備の導入や畜産向け飼料の活用など、官民一体となって特産品の供給増をめざす。
 同町は1998年ごろからエゴマを特産品として栽培し始めた。エゴマという名前だがゴマではなく、シソの仲間。色麻町では葉ではなく、大きさ数ミリメートルで油分が豊富な実を収穫している。
 実をすりつぶしてペースト状にして餅につけたり、実の油分を抽出して「エゴマ油」として販売したりしている。エゴマ油は加工食品の中では一番人気で、コレステロールや中性脂肪を下げるアルファリノレン酸を多く含んでいる。
 「エゴマ油は健康が気になる方が豆腐やみそ汁にかけて使っている」と色麻町産業振興課の大泉信也係長は話す。しかし人気は高まっているが、供給が追い付いてない。
 色麻町でのエゴマの生産量は2018年に3年ぶりに10トンを超えた。一方、ピーク時の15トン(09年)には及ばず、栽培する農家の数も横ばいが続き、作付面積も伸び悩んでいる。
 その結果、現在はエゴマ油を広く流通させることができていない。「人気が出すぎて、月100本ほどを小出しにして売っている」(大泉係長)ためで、エゴマの生産量は20~30トンでも足りないという。
 町はエゴマの作付面積を20年度までに36ヘクタールと、現在より約4割増やすことを目指している。目標達成に向けて、エゴマの栽培者などを中心に構成する「えごま栽培推進協議会」との連携を強化している。
 同協議会は01年に発足し、品質の向上を目的とした栽培講習会や種子の無料配布などを通して、エゴマの供給増に取り組んでいる。独自の栽培マニュアルや商品開発などが評価され、同協議会は18年度の東北農政局長賞を受賞した。
 エゴマ農家で同協議会の早坂静夫会長は「農家の高齢化は深刻で、供給を増やすには収穫後の作業を機械化することが必要だ」と強調する。
 そこで町は18年10月、エゴマの乾燥機と洗浄機を新しく導入した。これまでは人の手で脱水作業などをしていたが、設備投資によって両工程が自動化。作業効率が大幅に上がったことに加え、乾燥や水洗いに個人差がなくなり、品質の向上にもつながった。
 将来の供給増も見据え、町や協議会などは鶏や豚の飼料にエゴマを混ぜることで、品質の高い鶏卵や豚肉の開発も進めている。すでにエゴマを食べた鶏が卵を産み、豚肉も肉質向上を目指して実験を繰り返している。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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