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あぶない農業と儲かる農業

G-GAP支援システム

2018/12/22
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12/22
グローバルGAPは、多くの工程管理を抑えるので、記録する手間が大変かかります。
高品質の農産物を求めるスーパーも多くなってきているので、便利で、1割まで短縮できればいいかも
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日経新聞12/22 四国版より
農業生産法人のミヤモトオレンジガーデン(MOG、愛媛県八幡浜市)は、農産物の安全性に関する国際規格「グローバルGAP」の取得を支援するシステムを開発し、農家らに提供する。月額1万円程度で手軽に利用でき、管理記録記入に必要な時間が1割まで削減できる。作業の見える化で効率や品質向上につながることもアピールし普及を目指す。
 支援サービス「MOG―GAPシステム」は1月ごろから農業に取り組む教育機関に試験的に無料提供してきた。導入した愛媛県立南宇和高校(愛南町)と川之石高校(八幡浜市)は5月中にGAP認証を取得。短期間で効果が認められたことから農家や農業法人へのシステム販売を始める。
 グローバルGAPは食品安全や環境福祉などに配慮した農場を認証する国際標準で、欧州を中心に普及する。2020年東京五輪・パラリンピックでは選手村などの食材の条件となっているほか、生産者に取得を求めるスーパーも増えている。
 一方、審査で問われる管理点・適合基準は200項目以上あり、日々の管理記録の記入には労力がかかる。コンサル会社などを利用するのが一般的だが、費用は年50万~100万円以上が相場。1年ごとの更新も必要で、ハードルの高さが課題となっていた。
 MOGのサービスでは特許出願中のネット上のシステムを利用。1農場あたり月1万円の基本利用料で使える。スマートフォン(スマホ)などの専用アプリを通じて、作業内容や作業時間、農薬・肥料の使用記録、機械整備記録などを入力。項目によって重複する内容は集約や引用をし、再入力の手間が省けるようにした。手書きする場合と比べて記入時間は9割減の1日3~5分程度まで短縮できるという。紙ベースだと数百枚単位となる管理記録もペーパーレス化できる。
 また利用者同士で疑問点を解決し合う情報共有機能も備える。例えば「工具と収穫物は近くで保管していいか」といった質問に、経験者が「場所がなければ仕切るだけでもOK」などと回答。やりとりは利用者で共有しノウハウを蓄積できる。
 GAP認証取得のみならず、農作業を記録することで、見える化やマニュアル化も進められる。宮本泰邦社長は「GAPは敬遠する農家も多いが、食の安全の重要性は高まっている。農家の販路開拓や収益力強化のためにも、使い勝手のいいシステムを広めたい」と力を込める。
 西日本を中心に10数社から引き合いがあるといい、地場の大手スーパー系列の農業法人が導入を決定。まず19年6月期に約30件の契約を目指す。5年後には3000件、同事業で売上高1億円が目標だ。


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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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