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あぶない農業と儲かる農業

椎茸菌床休養

2018/12/09
シイタケ 0
12/9 鍋のシーズン、椎茸の最盛期です。
椎茸菌床は、休養が必要です。
棚からおろし、20℃前後でゆっくり休ませます。すると、菌糸が再びまわり、次の発芽が期待できます。この作業2~3回行います。休養期間は2~3週間です。
棚に余裕があり、温度管理できるところは、そのまま生育する方法もあります。
・1回目は、割と簡単にでます。これは菌床の仕入れ金額を稼ぎます。
・2回目、3回目を出すことで、利益となりますので、大事な工程です。

菌床休養のコツは、一定に温度を保ち眠らせること。
休養後は、刺激を与え、発芽させます。
そのときの注意は、水に浸す場合、千枚通しで小さな穴を開ける手法が刺激も与えることで有効ですが、深く差さないこと、菌床が痛み、同時に菌糸体が弱ります。浅く刺しましょう。
また菌床を叩くことも有効ですが、これも菌床にダメージが出れば逆効果ですので、適度に。
かわりに、太鼓や楽器、棒などで、共鳴される方法もあります。当方はこちらを選択しています。
音響がよい部屋ですと、共鳴が菌床に伝わり、刺激となり発芽が促進されます。
椎茸1
これは3回目の休養状態のものです。まだでます。
2.5Kg菌床ですが、通常は菌床重量の3割収穫とされますが、丁寧にあつかうと4割から5割を収穫できます。ただし、生育は遅くなるので、交換した方が効率がいい場合もあります。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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