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あぶない農業と儲かる農業

技能実習生の失踪

2018/11/09
就農・研修 0
11/9
昨年の外国人技能実習生の失踪件数は7000人超 5年間で26,000人
外国人技能実習生は、学ぶよりも稼ぐのが目的の場合が多いのが現状です。
1次産業やサービス業など労働負担の大きい職場は、増えていますというより、外国人技能実習生で支えられています。
[失踪の原因は?]
(1)思ったより稼げない。
借金を背負って、来ているので、返済や仕送りもあり、稼げていないこと
(2)ブラックの会社だった
賃金、労働待遇が悪い
(3)外国人技能実習生どうしのネットワーク
スマホなので、情報交換の場が増え、いい職場、稼げる職場に移りたい
(4)仲介業者による搾取
現地の仲介業者に、給与の一部を搾取されているケースもあります。

[技能実習生受取賃金と企業側支払い額のギャップ
企業側は、最低賃金を仮に15万円/月とした場合、組合費用に月額5万円
(支払い賃金10万円、組合が10万円の場合もあるようです)
企業側は、安いコストで雇用しているとは言えないのが現状です。

[制度の問題も]
企業側支払い額と、実習生の受取額で大幅な差があることが双方の不満にもなっています。
企業側としては、日本語の専門教育を受けた人材を「正社員」として雇用した方が良いとの考えで、見直す動きも出ています。

●外国人技能実習生の受け入れについて、日本の基準
(1)日本語教育の機関
(2)現地送り出し機関
(3)日本での管理団体
(4)運営組合
によって構成されます。
●受け入れ側の流れ
(1)組合加入
(2)求人票
(3)実習生選定
(4)面接・選考
(5)雇用契約締結
(6)在留資格申請
(7)出国側政府の承認
(8)入国
(9)研修
(10)技能実習スタート
の流れになっています。
●費用は、組合加盟料、現地研修費用、渡航費、技能検定費用
●給与は、雇用地域の最低賃金を下回らないことです。

■関東で、受け入れNGになっている国は、カンボジア、ラオスで、特に失踪が多いようです。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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