スーパーフーヅ沖縄
10/23 10/15の日経MJ(流通新聞)より抜粋
今まで、あまり相手にされなかった農作物が最近注目されてきています。
生産者の立場では、そのトレンドを同読むかも、ビジネスとしてのかじ取りの経営感覚となってきます。短期でブームが終われば、設備投資が回収できないですし、また出口の確立も必要です。逆に消費が伸びれば、しばらく利益が出やすくなります。
・先週、大手商社さんの農業・流通の担当者さんとお話しましたが、日本の食材はビジネスとしてまだまだ隙間がある、特に健康志向の新しい薬草・ハーブ類、果実の需要が増えているとのことでした。
国産スーパーフードの栽培が広がっている。輸入品が多かったが、食品の安心・安全志向が強まっていることを背景に、国産品の人気が上昇。国内の産地で増産や新商品開発の動きが出ている。
日本スーパーフード協会(東京・港)はスーパーフードを「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い。あるいは、一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品」と定義している。協会によれば、国内にはココナツやチアシードなど100種類以上が流通。富士経済によると市場規模は300億円程度とみられる。
農業の6次産業化に取り組む農業法人、琉球エコプロジェクト(沖縄県今帰仁村)は2008年から「モリンガ」を生産している。モリンガはインド原産の植物。実や花、茎、根に至るまで必須アミノ酸やビタミンが豊富に含まれ、「奇跡の木」と呼ばれる。
モリンガの葉からエキスを抽出し、粉末状にして販売。「以前は展示会に出品しても見向きもされなかった」(安里和夫社長)。16年ごろからスーパーモデルが愛用していることが広まり、日本でも認知度が上昇。繊維質が多く疲労回復や肌荒れ防止などの効能が知られると、発売当初に比べ販売数が倍以上になった。栽培面積も当初に比べ6割増え、19年にはさらに増やす計画だ。
桜江町桑茶生産組合(島根県江津市)は桑から取れる紫色の実「マルベリー(桑の実)」を年4トン生産している。マルベリーは鉄分や亜鉛のほかカルシウムも豊富に含む。「外食や健康食品会社からの問い合わせが後を絶たない」と古野利路副社長は話す。
システム販売のインタートレードは子会社のインタートレードヘルスケア(東京・中央)で「ハナビラタケ」の生産、販売を手掛けている。ハナビラタケは日本各地に自生するキノコで、「美容に効果がある。生鮮品は一房500円以上する」(内藤敏裕社長)という。
山梨県の自社工場で独自製法の「ITはなびらたけ」を年10トン生産。ふりかけに加工し1瓶1480円(税別)で売り出したところ、健康ブームで百貨店などから引き合いが増えた。19年9月期の売り上げは前年同期比2倍の1000万円を見込んでいる。
日本スーパーフード協会(東京・港)はスーパーフードを「栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い。あるいは、一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品」と定義している。協会によれば、国内にはココナツやチアシードなど100種類以上が流通。富士経済によると市場規模は300億円程度とみられる。
農業の6次産業化に取り組む農業法人、琉球エコプロジェクト(沖縄県今帰仁村)は2008年から「モリンガ」を生産している。モリンガはインド原産の植物。実や花、茎、根に至るまで必須アミノ酸やビタミンが豊富に含まれ、「奇跡の木」と呼ばれる。
モリンガの葉からエキスを抽出し、粉末状にして販売。「以前は展示会に出品しても見向きもされなかった」(安里和夫社長)。16年ごろからスーパーモデルが愛用していることが広まり、日本でも認知度が上昇。繊維質が多く疲労回復や肌荒れ防止などの効能が知られると、発売当初に比べ販売数が倍以上になった。栽培面積も当初に比べ6割増え、19年にはさらに増やす計画だ。
桜江町桑茶生産組合(島根県江津市)は桑から取れる紫色の実「マルベリー(桑の実)」を年4トン生産している。マルベリーは鉄分や亜鉛のほかカルシウムも豊富に含む。「外食や健康食品会社からの問い合わせが後を絶たない」と古野利路副社長は話す。
システム販売のインタートレードは子会社のインタートレードヘルスケア(東京・中央)で「ハナビラタケ」の生産、販売を手掛けている。ハナビラタケは日本各地に自生するキノコで、「美容に効果がある。生鮮品は一房500円以上する」(内藤敏裕社長)という。
山梨県の自社工場で独自製法の「ITはなびらたけ」を年10トン生産。ふりかけに加工し1瓶1480円(税別)で売り出したところ、健康ブームで百貨店などから引き合いが増えた。19年9月期の売り上げは前年同期比2倍の1000万円を見込んでいる。