青年就農
10/11農業次世代人材投資資金 (旧青年就農給付金)
・若い方で、農業を行いたい方のための、給付金です。
農業の素人が、農業を始めるためには、技術を持っている農家や農業法人などで、学び栽培技術等を取得しなくては、いけません。
農家(研修先の認定)では、充分な給与を出せないところもあることで、年間150万円の支給があります。(最大2年間)
要件・・・わかりやすく解説すると、農業経験のない45歳未満の方が、行政、JA,農業法人など受け入れ先(農家含む)で、研修を受ける期間の給付金
条件・・・独⽴・⾃営就農⼜は雇⽤就農⼜は親元での就農を⽬指すこと
・研修終了後1年以内及び交付期間の1.5倍(最低2年)以上就農すること
・研修終了後、独⽴・⾃営就農する場合は就農から5年以内に認定新規就農者等 になること
・親元就農の場合、5年以内に経営を継承するか⼜は共同経営者になること
[付帯条件:リスク]
・研修終了後、就農しなかった場合
・2年以内に就農・雇用・独立など農業に従事しなかった場合
など、定められた要件を実行しなかった場合は、受け取った給付金を返還しなければならない。
交付対象者の属性
準備型
① 年齢別には、20代が最も多く(44%)、次いで30代(32%)、 40代(16%)、10代(7%)の順となっています。
② 男女別には、男性が82%、女性が18%となっています。
③ 農家/非農家別には、非農家出身が64%となっています。
④ 研修機関別には、農業大学校等の教育機関が51%、先進農家や 農業生産法人が38%、その他として、市町村や公社などが11% となっています
まとめ
農業に従事したいと決意した若い方でも、途中で断念する方も多いようです。そうなると「返還」になります。
その次に準備されているのが、「経営開始型(5年支援)」です。(後日解説します)
若い方で人気のあるのが、農業法人への就職、農業法人では充分に栽培技術をまなび、かつ農業=製造業なので販売も覚えることもできます。独立できるまで、雇用してもらうことで、そのまま社員でもいいし、良い時期に独立もできます。(新規農業者の増加で非常に伸びている部分です)