台風と栗
10/5 今週、台風による各県の被害状況を視察に数件を訪問
台風24号の被害の大きかった南九州から九州北上、中国地方まで回りました。
宮崎市の少し内陸部のではビニールハウスや、栽培中のキュウリが茎ごとに飛んでいました。
被害が大きいようで、復旧に大忙しでした。
・台風で栗もかなり落ちていました。
栗や柿の栽培も、高齢化で栽培者が減っています。
栗は、栗剪定士という資格があります。制度化された後継者育成プロジェクトです。
栗は、その年に結実した枝から、翌年さらに枝を伸ばし実をつけます。これを結実母枝(けっかぼし)といいます。
栗剪定士は、これを見極め、適正な数に制限し、樹高を3.5m程度に抑える技術を持つ資格者です。
毎年結果結実を促し収穫ができるように管理することが、果樹には必要です。
みかん、柿、栗などの果樹の後継者がなくなってきています。
最近の試みでは、農業法人(農地所有的確法人)や農業も行う会社さんが、社員として雇用し、会社の販売力で売上を伸ばすところが出てきています。
若手の方が農業に入りやすいのは、農業法人への就職です。このカテゴリーは現在しっかり伸びています。その後、独立する形もできることで、よい流れと思います。果樹栽培でも、もっと事業者の参加が必要になってきているようです。
台風24号でで落ちた栗
同上