霊芝栽培
9/1 霊芝栽培
霊芝は、海外でも、reishi mushrom と呼ばれ、商品化されています。
学名は、Ganoderma lucidum
霊芝栽培は、いくつかの方法があります。
菌床栽培と原木栽培がありますが、霊芝は榾木(ほだぎ)に菌を打ち込む方法が多いようです。
広葉樹のブナ、ナラなどを使います。熱湯などで、滅菌して、種菌を植え付けます。
このような感じの、輪切りの原木を使います。
無菌室にて、滅菌した原木に菌を打ち込みます。
発芽したら霊芝は強いのですが、それまでは雑菌に負けやすいので、無菌室で、作業します。
菌を受け付けたら、榾木(ほだぎ)をパッキングします。
本来好気性の菌ですが、密封することで、菌が全体に回ってきます。
◙キノコ全般は、菌糸体を全体に回らせ、その後刺激を与え、起こします。
椎茸では、原木をたたいたり、ヒラタケでは温度を変化、あるいは雷などの現象に近い刺激とかあります。
◙霊芝は、土に埋める方法もその一つです。
土に植えることで、微生物が寄ってきます。この微生物と霊芝の菌が、菌どおしの戦いがあります。この刺激で、霊芝が生き残るため活動を活発にし、子孫を残すため、菌糸体から子実体を形成します。
また、霊芝は天然のものは、苦味があります。これを、マイルドにするには、いくつかの技術や方法がありますが、これは特殊技術です。
◙このように、キノコは全般的に、菌糸体を充分に媒体(原木・菌床)に回し熟成させたあとは、いろいろな刺激を与え、生殖活動を活発化させます。