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あぶない農業と儲かる農業

植物工場

2018/08/31
植物工場 0
8/31 2004年にスタートした植物工場グランパ 政府の肝いり事業で千葉大学と連携し、大規模生産を行っていた植物工場があります。また、千葉大学柏キャンパスにおいては、オランダ型の植物工場のオペレーティング技術取得を目指す若手の農業技術者の育成も行っていました。
自分の知り合いの息子さんも研修を受けました。
その後、どうなっ方ですが。。。
・グランパは2015年に破産申請 
・オランダ型植物工場は、何カ所か補助金事業で立ち上がりましたが、うまくいっていません。
[LED利用型植物工場]
LEDでは、レタスなどの葉菜類を栽培します。栄養成長だけで出荷しますので、高度な技術はいりませんが、路地物野菜との価格競争ですので、かなり苦しいといえます。(コスト約倍)
[太陽光及びLED併用型植物工場]
栄養成長+生殖活動の継続ですので、高度な技術が必要です。
無機培地での栽培が多いので、加工用の大量生産に向いています。
しかし、国内市場で求められているおいしいトマトや野菜は、うまみがでません。
[グランパの失敗]
全天候型(天候に左右されない)LED植物工場ということで、鳴り物入りでスタートしましたが、施設と栽培のプロ集団で、施設管理技術者がいなかったようです。また、農業にありがちな作るだけ作って販売ができていなかったようです。
[欧州型依存では、うまくいかなかった植物工場]
LED植物工場では、葉菜類でうまくいっているところもあります。(わずかに利益)
太陽光(KED併用型含む)利用植物工場は、黒字のところもありますが、こちらも苦戦しています。
特に、大型工場が苦しいようです。
欧州型では、日本の風土気候にマッチしないことが、わかり、工夫・改善が進んでいます。
[小型の植物工場は元気]
ビニールハウスで、有機培地・潅水システムの農業は元気です。
比較的低コストで導入でき、土壌障害もないことで、安定生産しています。一部の地域では厳冬期のコストが上がり、苦労しているところもありますが、元気です。
やはり、日本の寒暖の差のある、気候の変化の激しい地域では、日本型の小型で管理の行き届いた栽培システムで、各地域に合った管理が必要なようです。

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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