グルナイで冬虫夏草
7/7 グルナイで冬虫夏草
日テレ:ナインティナインのグルナイで「冬虫夏草の料理」がありました。(7/5)
冬虫夏草について、1ヶ月半前に、当方にも日テレさんから取材があり、資料を提供しました。
番組では、冬虫夏草と鴨の紹興酒蒸の料理が紹介されました。
滋養強壮に非常に効果があり、免疫力アップも期待できます。
学術的には、抗がん作用があるとされるコルジセピンを唯一もつ生物とされています。
この料理で、18,500円です。
天然ものの冬虫夏草は、中国の輸出規制品でもあり、さすがに手に入りにくいので高いです。
当方では、TVで紹介されたシネンシス冬虫夏草ではなく、ミリタリス冬虫夏草の栽培を行っています。
両者の違いは、菌の種類です。シネンシスが、上記のTV画像の冬虫夏草。中国ではシネンシスのみを冬虫夏草と呼びます。その他の種類も250種以上あるといわれていますが、総じて虫草と呼んでいます。
日本では、すべて冬虫夏草と呼んでいます。
チベット高原など高地3000~4000mに自生するキノコで、コウモリ蛾などの幼虫に寄生します。
シネンシス冬虫夏草は、中国の輸出規制品で、厳しく管理されています。
当方で栽培しているミリタリス冬虫夏草は、下のものです。和名ではサナギダケ冬虫夏草。こちらは、菌床栽培が開発され、日本でもごくわずか栽培されています。虫の代わりに薬草を食べさせた昆虫のエキスを利用しています。栽培管理が難しく、できたりできなかったりします。大学関連では、京都、岡山の大学でシルク生産の副産物として蚕の冬虫夏草栽培がありますが、成分はいいのですが、収穫量が少なく、本業のシルクなしでは成り立たないのが難点です。
当方では、薬草多重培地により安定栽培に成功し、北海道から宮崎まで全国数名の生産者の仲間と栽培を行っております。本年第1作目の収穫を終え、乾燥、パウダー加工の工程に入っています。
できたものは、ふるさと納税商品、健康食品会社、まだ少量ですが食品にまぜ健康食品として輸出しています。いしづきの部分はペットフード会社さんが購入されています。
商品ラインアップなど、また紹介します。