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あぶない農業と儲かる農業

②養液ロックウール栽培

2018/06/07
植物工場 0
6/7ロックウール栽培
[資材の特徴]
ロックウールとは、鉄鉱石から鉄を取り出した残りの物質を溶かして生成する繊維質の無機物です。
欧州、特にオランダでよく威容されている培地です。
特徴は、培地が繊維質のため、根張りがよく酸素も取り入れられるので、養分の吸収がよいこと。
また、潅水システムを組み合わせることで、自動制御で養液を送り込むことができることです。
[強み・弱み]
トマトなど、加工用果菜類を多く栽培するのにてきしていますが、生食となると、無機培地のため、うまみが出にくくなり、甘さを出すため、水を制御すると、極端に生産量が落ちるため、他の栽培との使い分けが必要とされます。
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このようなものです。真ん中に植え付け用の穴があり、ここに苗を植え付けます。
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このように、植えて、潅水チューブを取り付けます。
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ポンプで、養液を定期的に流し込みます。
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植物工場で利用しているところが多いので、このようにハイワイヤー方式で、上に高く成長させます。そのため、背の高い電動移動式の台車で、作業します。
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ハイワイヤー方式は、このように、天井がかなり高くなりますので、施設も10a当たり、6000~1億します。高いですね。回収に10年以上かかるかもしれません。
また、普通のビニールハウスでも、コストを抑えて栽培できます。その場合は誘引方法を変えて、つり下げ移動式にします。
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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