朝鮮ニンジン
6/3 冬虫夏草と並び、漢方、民間療法で効果があるとされているのが、朝鮮ニンジン、呼び方はほかに高麗人参、御種人参(おたねにんじん)ともいわれます。高麗人参の呼び方が、多いようですが、全部同じです。
これまでいろいろ栽培がおこなわれてきましたが、とても難しいといえます。
<栽培の特徴>
[土壌の場合]
・栄養成分、通気性、保水性、透水性が大切
ふかふかな土で、窒素過多でないことが必要
・栽培する土壌の整備が、必要。化学肥料が残留している場合は、微生物で腐敗、分解、微細化する必要がある。
・もしくは、イネ科の植物で窒素成分を吸い上げさせ、肥料分を抜く。
・通気性を保つため、腐葉土などをすき込む
・養分の調整、3~7年栽培するため、遅効性の有機肥料でないと育たない。
・適度な時期に、追肥が必要
・雨、風にも弱いため、工夫が必要
●3~7年かけて栽培する薬草ですので、運転資金の準備と、技術の確立が必要になります。
個人の場合は、種が入手できれば、小さく水耕栽培する方法もありますが、湿度、温度、根の管理、光、養分の調整が非常に難しそうです。
水耕栽培も導入されていますが、栽培施設が高コストであること。
水の管理、栄養成分の調整、CO2,光、温度の調整の高度な調整が必要とされます。