ロックウール終了?
6/1 日経新聞速報より
日東紡、青果物及び農業用・屋上緑化用ロックウールの販売終了
発表日:2018年5月31日
青果物及び農業用・屋上緑化用ロックウールの販売終了
この度、青果物及び農業用・屋上緑化用ロックウールについて販売を終了させていただくこととなりました。永きに亘りご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました
発表日:2018年5月31日
青果物及び農業用・屋上緑化用ロックウールの販売終了
この度、青果物及び農業用・屋上緑化用ロックウールについて販売を終了させていただくこととなりました。永きに亘りご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました
農業用のロックウールは、岩綿(がんめん)といわれるもので、玄武岩や石灰を溶解して生成される繊維質構造物です。断熱材と農業用に利用されています。
・植物工場で、広く利用されています。
<メリット>
・繊維構造のため、通気性がよく、根張りがよい
・Phの調整が楽
・地面の上に置く、高設施設となるため、土壌障害がない。
・1個に2~3株植えることで、病害虫の伝染を、最小限に抑えられる。
・水、液肥の管理が楽
・次年度のための耕作の手間が省ける
<デメリット>
・導入コストが高い・・・潅水システムが必要
・毎年培地の交換が必要(隔年もあり)
・土(無機培地)のため、うまみが薄くなる。また甘さを出すのに特殊な技術が必要
・地上から上の栽培のため、冬期には暖房が栽培容器を温める環境のコストがかかる。
[現在の生産現場では]
・バラ、トマト、イチゴなどでの利用が多い。
・トマトにつては、収量を多くとる欧州と同じく加工用の栽培が多い。
・H29年度については、ロックウール栽培でのトマトなどでは、厳冬のため生産が大幅に縮小しました。