鉄腕ダッシュ樽トマト
5/31(5/27の鉄腕ダッシュより)
樽トマト
東京都日野市でトマト栽培を行っている元銀行員の農家さんが、樽トマトを栽培しているという放送がありました。
農業先進国といわれるオランダに行かれたり、いろいろ研究視察をされいきつかれたと思います。
当方でも、旧来の日本の有機培地農業を顧問の方と一緒に行っています。
<メリット>
・有機培地おもにやしがらなどを利用することで、土耕に近いうまみがでる
・連作障害がない。樽(ポット)で仕切られるため、病害虫の被害が広がらない。
・トラクターを買わなくてよい
・次年度栽培のための耕作の手間を省ける
・根が空気に触れやすく、活動が活発になる
<デメリット>
・根酸を出させる技術が必要
・潅水システムの初期費用がかかる
・養液(液肥)の調合の技術(混合調整)
・土から上に樽があるため、土を温める暖房より、暖房コストが多くかかる
根を温める必要がありますので、空気で培地を温めるには、相当なコストがかかりますので、地域や場所を選ばないと、無理があります。(当方の師匠も導入しまいたが、暖房コストかかり赤字になり辞めました)
当方の師匠の樽とまと(九州)
作付け前・・・樽の中は「やしがら」、水を含ませると膨らみ培地になります。(H29 7月の栽培準備)
同じ施設で、トマトの花が咲いた時期のもの(H29 9月末)
したのビニールに、冬に暖房で温めた温風を流し、土を温めます。
しかし、本年の厳冬では、樽まで温められず、成長が止まり、生産量が落ちました。
ここを改善する必要があります。
(私は、樽を土に埋め仕切ればと提案、師匠はそれだと土耕と変わらん。現在、樽システムの改良型
、形式は大幅に違いますが、株ごとに仕切り、土壌障害などが伝染しないようなシステムに変更しました)