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あぶない農業と儲かる農業

鉄腕ダッシュ樽トマト

2018/05/31
トマト果菜類 0
5/31(5/27の鉄腕ダッシュより)
樽トマト
東京都日野市でトマト栽培を行っている元銀行員の農家さんが、樽トマトを栽培しているという放送がありました。
農業先進国といわれるオランダに行かれたり、いろいろ研究視察をされいきつかれたと思います。
当方でも、旧来の日本の有機培地農業を顧問の方と一緒に行っています。
<メリット>
・有機培地おもにやしがらなどを利用することで、土耕に近いうまみがでる
連作障害がない。樽(ポット)で仕切られるため、病害虫の被害が広がらない。
・トラクターを買わなくてよい
・次年度栽培のための耕作の手間を省ける
根が空気に触れやすく、活動が活発になる
<デメリット>
・根酸を出させる技術が必要
・潅水システムの初期費用がかかる
・養液(液肥)の調合の技術(混合調整)
・土から上に樽があるため、土を温める暖房より、暖房コストが多くかかる
 根を温める必要がありますので、空気で培地を温めるには、相当なコストがかかりますので、地域や場所を選ばないと、無理があります。(当方の師匠も導入しまいたが、暖房コストかかり赤字になり辞めました)
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当方の師匠の樽とまと(九州)
作付け前・・・樽の中は「やしがら」、水を含ませると膨らみ培地になります。(H29 7月の栽培準備)
IMG_2488.jpg
同じ施設で、トマトの花が咲いた時期のもの(H29 9月末)
したのビニールに、冬に暖房で温めた温風を流し、土を温めます。
しかし、本年の厳冬では、樽まで温められず、成長が止まり、生産量が落ちました。
ここを改善する必要があります。
(私は、樽を土に埋め仕切ればと提案、師匠はそれだと土耕と変わらん。現在、樽システムの改良型
、形式は大幅に違いますが、株ごとに仕切り、土壌障害などが伝染しないようなシステムに変更しました)
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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