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あぶない農業と儲かる農業

田んぼにソーラー発電

2018/04/30
営農発電 0
4/30
光飽和点(こうほうわてん)というものがあります。
これは、植物が光合成をおこなうのに、どれくらいの光が必要かとの数値です。
日射量を数値にすると
①夏の午後1時頃の照度は 140~150 klx、
②1月の薄曇りの日の午後1時頃の照度は 60 klx 程度
あとは、この間の数値にはいります。
一番多く必要な植物は、トウモロコシ、さとうきび。これらは光飽和点を持ちませんので、日光があるほど、光合成を行います。
その次が、さといも、トマト、スイカ、メロンなどで、70~80klx
あとの植物は、これ以下ですので、真夏の日差しの半分以下の日光しか、光合成で使わないということです。
稲は、40~50klxですので、ソーラーを載せても充分育ちます。
ただし、デメリットが、下図のように柱を建てますので、その周囲は農機具が使用できないということです。1条ほど手植え&手刈りする必要があります。
一方メリットは、農業収入に大幅にアップするということです。昨年実績で1.2反(1200㎡)で150~200万円/年の売電となっています。今年のFIT価格は18円(昨年21円)に下がりますが、パネルが高性能で安くなっているので、充分に2馬力となります。
当方もお米を作っていますが、約1反の面積では断然太陽光発電の方が、利益率は高いです。
借りて作っているので、地主の許可がまだでていません。
solar_panf.jpg
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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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