垂直式の植物タワー
4/7 イランで、大規模水耕栽培の計画
近年の天候不順では、植物工場の存在が脚光を浴びています。
レタスなどの葉菜類では、太陽光を使わない、LED植物工場では、安定生産が常に可能です。
太陽光LED併用型の工場では、促成栽培ができます。
4月に入って、気温が上がったことで、野菜の出荷が増えていますが、今夏も猛暑となれば、また野菜の価格が上がりそうです。
本年3月末、イラン南西部の都市シーラーズで、直式の植物タワーの構想を発表しました。
今回のデザイン案は、通常の高層タワーの外壁に、600ものパーツを事前に製作し、垂直式の植物栽培システムを導入するもの。全体の栽培面積は約1.2haにも及ぶ、という。
栽培する植物は、シーラーズやイラン国に自生しているものを選び、魅力ある観光地(観光スポット)「グリーンシティー」としても訴求していく計画。
イランでは既に、農業のハイテク化を加速させている。今回の都市開発デザイン案だけでなく、イランのマルキャズィー州には、水耕栽培を導入した太陽光利用型植物工場を建設中で、フェーズ1では、15ヘクタールの巨大施設になる予定である。
イランでは現在、12,000ヘクタールの施設栽培(簡易的な栽培方式も含む)が行われているが、農業省では、2005年~2025年の20年間にて、4倍の48,000haにまで拡大する目標を設定している。
栽培する植物は、シーラーズやイラン国に自生しているものを選び、魅力ある観光地(観光スポット)「グリーンシティー」としても訴求していく計画。
イランでは既に、農業のハイテク化を加速させている。今回の都市開発デザイン案だけでなく、イランのマルキャズィー州には、水耕栽培を導入した太陽光利用型植物工場を建設中で、フェーズ1では、15ヘクタールの巨大施設になる予定である。
イランでは現在、12,000ヘクタールの施設栽培(簡易的な栽培方式も含む)が行われているが、農業省では、2005年~2025年の20年間にて、4倍の48,000haにまで拡大する目標を設定している。
イランでは、国内における野菜の栽培については、露地栽培の全てを施設栽培に切り替え、生産性・品質を向上させていく計画となっている。