千葉銀行が農業
3/31 千葉銀行が農業法人設立
・鹿児島銀行や宮崎銀行に次いで3番目の農業進出です。
銀行員が出向し農業へ、あるいは関連会社と合同で設立する形が主です。
千葉銀行は農業に参入する。地元企業を中心とした15社と共に設立した農業法人を通じコメの生産を始める。農家の高齢化に伴う担い手不足や耕作放棄地の増加を受け、地域農業の競争力を底上げする狙い。共同出資する小売りやIT(情報技術)企業と協業することで、販路拡大や生産性の向上にもつなげる。
16日に農業法人「フレッシュファームちば」(千葉県市原市)を設立した。同市に本社を置く小湊鉄道やスーパー「せんどう」のほか、千葉製粉(千葉市)など16社が出資した。千葉銀の出資割合は4・8%。グループ全体で14・5%を占める。千葉銀の行員1人が出向する。
まず市原市内の約2ヘクタールの水田を借り受け、地元農家の指導のもとで稲作を開始する。共同出資者の日立製作所などと協力し、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使った生産の効率化を目指す。数年以内に耕作面積を30~40ヘクタールに拡大し、野菜や花の生産にも乗り出す。
農業法人の社長に就任した千葉銀の池田等参与は「安定した利益を生み出す持続可能な農業の新モデルを示し、地域農業が抱える課題の解決に貢献したい」と話す。
16日に農業法人「フレッシュファームちば」(千葉県市原市)を設立した。同市に本社を置く小湊鉄道やスーパー「せんどう」のほか、千葉製粉(千葉市)など16社が出資した。千葉銀の出資割合は4・8%。グループ全体で14・5%を占める。千葉銀の行員1人が出向する。
まず市原市内の約2ヘクタールの水田を借り受け、地元農家の指導のもとで稲作を開始する。共同出資者の日立製作所などと協力し、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を使った生産の効率化を目指す。数年以内に耕作面積を30~40ヘクタールに拡大し、野菜や花の生産にも乗り出す。
農業法人の社長に就任した千葉銀の池田等参与は「安定した利益を生み出す持続可能な農業の新モデルを示し、地域農業が抱える課題の解決に貢献したい」と話す。