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あぶない農業と儲かる農業

就労支援とキクラゲ栽培

2018/03/10
きくらげ 0
3/10 就労支援とキクラゲ栽培
 キクラゲ栽培は、手間がかかるため、就労支援施設で栽培しているところもあります。経営基盤がしっかりしているところは、よい作業場になることで、うまく回ります。
 一方、補助金・給付金ありきで創業したところは、早期に挫折するところも多いのが現状です。就労支援は、農水省と厚生省の補助金、その他あります。

[収穫作業に労力]
 キクラゲ栽培は、プロの管理者でも2500菌床がやっとです。朝収穫すると昼同じところが収穫時期になっています。時期を逃すと、規格外になるので、大変な作業です。
 従って、管理する方が1年間スキルを上げ、徐々に栽培数を増やしていくことが大事です。
kk5.gif収穫直前のしいたけ
[乾燥]
乾燥きくらげを販売する際は、乾燥室で天日干しを行います。しかし、収穫物が多くなったり、梅雨時期になると、乾燥の工程が遅れますので、椎茸用の乾燥機を使用します。小型で25Kg,中型で40Kgを生乾きなら1日程度で乾燥できますので、必須アイテムです。
kg.gif 就労支援施設です。
[加工]
出荷先によっては、スライス作業が必要です。きくらげ用スライスの機械があれば早いですが、就労支援施設では、ハサミで切っているところもあります。B型の方も能力に応じて作業できます。在庫が結構あるので、秋冬の間の作業にもなります。
kg4.gif小型の乾燥機
[生出荷]
生出荷もそれ相応に手間がかかります。
①キクラゲの中央のくぼみのよごれ除去・・・エアーコンプレッサーなどでブロウします。
②いしづきをきれいにカットします。
1つの生きくらげを主か状態にするのに、普通2~3分かかります。1時間で20~30個しかさばけないことになります。
kg3.gifエアーコンプレッサー作業

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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