薬草契約栽培の実情
2/25 自分の田舎は南九州ですが、そこの友達の農家から、なげきの連絡がありました。
某大手製薬会社が、薬草の契約栽培を募集して、2年前から、栽培することに・・・
今年度、収穫納品になり、検品を会社が行ったところ、規格外で、ほとんど買取できなかったとのこと。
もちろん、説明会もあり、生産は難しくないことで、栽培を開始したのですが、ここまで規格基準が厳しいとは・・・・とのこと。
今年の、売上は0円(泣いています)
全部薬草に転換でなかったので、焼酎用のイモの売上でしのいでいます。
大手の製薬会社は、こぞって国内産の薬草を確保しようという動きになっています。
中国産が農薬、大気汚染で、大減産です。薬草の産地も東南アジアや、南米にも移っています。
代表的な薬草は、
ショウガ、陳皮(温州みかん)、桂皮(シナモン、ニッキ)、甘草(ステビア)、大棗(ナツメ)、山薬(ヤマイモ)、杜仲(杜仲茶)、ウイキョウ(ハーブ名フェンネル)、丁子(ハーブ名グローブ)、茯苓ブクリョウ(サルノコシカケ科)などがあります。